時として
母方の姉妹に私たちと同じ様な時期に子どもを産んで育てていて、祖母はいつも浜松のその姉妹から手紙が来たりすると私達姉妹と比較した お正月になると祖母の家に親戚が集まり、子ども達は退屈になり布団作業部屋で遊んだり、トランプしたりして楽しいお正月を過ごしたりしていた あっちの子どもは出来が良い そこまで極端ではないが、祖母は競い合わせるつもりで比較したのかもしれないが、その意図は多分上手くはいかなかった それぞれに自分の住宅環境に応じて活躍していき大人になり親が亡くなり、東京に出て来た時皆んなが新幹線に乗り 顔を合わせる日にアタシは行かなかった。 しまた3番目も顔をださなかった。それはまだ生きている 兄弟母方の兄弟達を失望させた がアタシは行かなくても良いだろうと思った。祖母の比較は良い結果をうまなかった 絶対に誰かと比べたりするような事は何の意図があるにせよ比べられた子どもに何かを 芽生えさせるがあまり良い結果にはならないと思う お婆ちゃんに気を使いなさいよ。たまには手紙も書きなさいよっは遠回しに親戚と比べないで直接、自分で言わないと伝わらない 祖母の面倒は私達家族が看取ったワケで、そんな意図もこんな意図も作戦も、要らない 人として祖母は5人の子どもを産み尊敬はするが、人として子どもの育て方は間違いだらけの人だったと今になれば思う。言葉もキツイ人であった。でもどっちかと言うと アタシは祖母に似ていると思う。祖母は手先が器用であった。料理も上手だった。ただ 話も上手く外面が良かった 手先が器用な所は、それほど アタシは器用ではないが3姉妹の中では裁縫が好きなほうだと思う。気をつけよう、言葉がキツイはいいとは思ってないから 家族の中で1番怖いのは祖母であった。祖母は100歳まで 生きた 長生きがいいのか？ よくわからないが、自分でトイレに行ったり出来てその上で長生きなほうが幸せなのかもしれない、その上で生きていけるだけのお金があればなお良いのかもしれない 経済支援は母が全部見たのだし何も肩身の狭い思いをする覚えもないがそれもこれも全部母の功績だからアタシではない
