嬬恋と上田の間で小屋みたいな所で野菜を販売していた 車で引き返してもらい
のぞかせてもらった
婆様が言った 「あんたの子供かい!?』じゃ私は70歳か?体脂肪の年齢はそうなんだけれども私の左に
ひっそりと大人しく存在を隠して立って
ただけだった旦那を捕まえてそう言った
婆様鋭い!恐るべし!手袋をし
魔女みたいな婆様の手は皺に土がついた
真っ黒な手だった 軍手の指の部分は切れている 日本の農家はこういう高齢者が支えている 私は婆様の手を
取り「いつまでもお元気でねっ」今思えばどれだけ上から目線だか わけわからないが 手を見て 自分の年齢を重ね合わせて口についた言葉だった 計4点の
買い物を終えた 総額¥400である 道の駅などでは軽く2千円は超えてしまうが比べようもないぐらい期待薄の品数しかないから。皆んな葉っぱばかりのお品 インゲンとツルムラサキとムカゴと何か大根の葉っぱはオマケに婆様がくれた ちなみにツルムラサキは朝食に目玉焼きの横にフライパンで
炙るとネットリして茎が甘く ツルっと
お口の中でとろけて新鮮で緑の香りも
豊かで有難いお品だった
松茸情報も婆様の手を握りながら聞きだした 婆様の所にも今しがた頂き物では
あるが1本あったらしいが ちょっと前に
あげてしまったらしい 期待はしてなかったが 婆様が食べれば良かったのに
売るのではなく上げるなんて なんて人がいいのだろうとも思ったりした
また脱線したが 旦那の話に戻ろうと思う 1つの事に取り掛かると
同時には出来ないらしい そう集中力はあるのだけれども不器用
男も女もないのだが そこの所はながら
は女は得意とするかもしれない
相槌をうちながらも違う事を考えていたり 子供におっぱいを与えながらお湯を
沸かしたり そういった過去の記憶を
辿ってみたり 調理器具も進化して
便利になって時短になっているからかも
しれない まぁ本人が失敗したぁとは
言っているが 車のスモークは素人が
貼ったにしちゃぁ上手に出来ているのではないのか?暗い場所で見れば成功でしょ 商売するのでなければ何を基準に『ahh駄目ダァ〜なのか 』がよくわからないが成功でしょ 中が見えなければ良いのだから そりゃぁ見ようとすれば見れる年齢を重ねれば夜暗くなり視界が
悪くなるのに更に暗くするは賢いとは
言えないのかもしれないが そこは見ず知らずの通りすがりの車からも どこからも見えてしまう(車の中見が)必要も
ないだろう またキャンプとなれば
中で本読んだり パソコン開いたり
プライバシーが丸見えになるのでウィンドカーテンなどは必須となる(コレも欲しい)