背に腹は代えられない
【読み方】
せにはらはかえられない
【意味】
背に腹は代えられないとは、大事なことのためには、他のことを犠牲にするのはやむを得ないというたとえ。
【注釈・由来】
背中は背骨や肋骨で守られているため、少しの傷くらいであれば生命に影響はないが、守るものがなく五臓六腑がおさまっている腹は、傷つけられれば生命に関わることから、大切なこと(腹)のためには多少の損害(背中への傷)はやむを得ないことをいう。
「背」を他者、「腹」を自分自身に見立てて、切羽詰った状況では他を省みる暇などないという意味でも用いられる。
【コナンから】