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mokusimoku1616の日記

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ロスジェネとは

ロスト・ジェネレーション(日本社会) ろすとじぇねれーしょん Lost Generation

一般に他世代に比べて雇用・教育・社会福祉面での負担を強いられ、価値観の転換を迫られた世代を意味するが、日本ではバブル経済崩壊後の就職氷河期に社会に出た世代をさす場合が多い。1990年代なかば以降の不況期に学校を卒業し、求人数が厳しく絞り込まれるなかで就職活動をした、1970年代~1980年代初頭に生まれた世代が該当する。格差問題が注目されるようになった2000年代なかばにロスト・ジェネレーションとよばれるようになり、「ロスジェネ」と略されるほか、「失われた世代」「さまよえる世代」「氷河期世代」「格差世代」などともいわれる。正社員として就職できず、アルバイト、派遣社員契約社員などとして職を転々とするフリーターや、通学や求職活動もしないニートなどの比率が高い傾向にある。リーマン・ショックなどの不況期には職を失うリスクが高く、賃金水準も相対的に低いという特徴がある。こうした世代がそのまま中高年・高齢者になると、未婚人口が増え、社会保障制度が不安定になるなど、健全な社会の維持に支障をきたすとの指摘が労働経済学者などから出ている。このためロスト・ジェネレーション中途採用促進や非正規雇用の待遇改善などが必要であるとされ、一億総活躍社会を掲げる第三次安倍晋三(あべしんぞう)改造内閣は、2016年(平成28)1月、多様な働き方の一環として同一労働同一賃金の実現を目ざす方針を表明した。  もともとロスト・ジェネレーションは、青年期に第一次世界大戦を経験して既存の価値観に懐疑的であったヘミングウェイ、F・S・フィッツジェラルドら1920~1930年代に活躍したアメリカの作家群をさすことばであった。その後、1950年代の日本の「太陽族」、1980年代に繁栄の空虚さを小説に描いたアメリカのニュー・ロスト・ジェネレーション、1990年代以降の教育を受けていないアフリカの青年層など、価値観の大転換を経験したり、満足な教育・雇用・社会保障を享受できなかったりした世代をさすことばとして使われるようになった。 矢野 武氏引用