私の夫は、窪塚と金城を足して2で割った様な顔に見えた 馬でいうと黒のたてがみのサラブレッドの様な毛艶が良く育ちも良い様な感じがした。
見た目はさておき、10年以上もお付き合いすると本質も見えてくるものだっ
自分に厳しい。 いつも何やっても駄目だと思ってる人だった。話せば長い話になるのだが彼の父親はギャンブラーで母親とは７歳位離れていた ある日は子供の貯金箱から持って行き、全く収入はなかった 当然母が子供達を養わなければならない。母親も結婚とはこういうものなのか。若すぎてわからず頑張るしかなかった。調理師免許をとり焼肉屋を経営し2人の男の子を育てる 父親は５歳の時に追い出したのだ 父親の面影はあるそうだ。字が綺麗で絵も上手だったらしい。という見た目からはわからない家庭事情であった。幼い時に車と接触し生死をさ迷う位の事故で顔に傷がある
彼(今の夫)は自分に自信がない人だったのだ なんでもよくできる人にしか見えてなかった。運転の技術は優れていて車検の話で仲良くなったのがキッカケだ
子供は嫌いみたいだっ うるさいし、どう扱っていいのかわからないのだろう
身近にもいなかったのだろう 子供の長所は素直な所だっそんな訳で結婚しても
子供は作りたくない人であった
その考えは今でも変わらないみたいだ
彼には世間体など関係ないし、私もそれについては同じだ 10年前から何も変わっていないが子育てが自分を成長させる彼にそれを体験させたかったが、私には出来なかった
