走るだけ たたそれだけなのに
まるで田舎の風景そのものだった
夕方4時過ぎから5時頃だったけれど
何枚もの絵葉書が出来上がりそうに
音楽も聞こえそうなオレンジの神々しい
夕日や橋と電車や山や緑が相まって
ここは何処?の世界が広がっていた また右手の空はパステルの空色とピンクと雲の白の3色というより何色にも見えるマーブルを空に描いていた
4時の鍼灸の予約だったから 行きは何も
感動がなかった 超スピードで追い越されて追い越した人が何やら落として行った様だった 拾って届けてあげようとしたが追いつくスピードではなかった
中身はバンドエイドだった箱のまま
落ちていても 捨てられてしまうだけだし仕方ないのかなぁ明日も通らないかなぁ 貰ってもなぁ 人の振りみてではないけれども自分も停まった勢いでボールペンが落ちた。キャップ付きのお土産にある南国の柄の奴だ。危ない。定期や手帳 これを落としたら交通費や通院費が請求出来なくなってしまう。リュックの
外ポケットのチャックが半開きになっていた。改めてキッチリとチャックを上げる また追いかける 落とし主は黒のリュックに何か白の筒をはみ出して 慌てて走ってた人でまたまた黒の服装の男の人だった 特徴がありわかりやすかったが
もうどこにも見当たらなかった